トップ > SECURITY SHOW > ニュース > 防災列島技術が支える――警備サービス、役割は年々大きく(マンスリー編集特集)

ニュース

防災列島技術が支える――警備サービス、役割は年々大きく(マンスリー編集特集)

2010年08月27日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 警察庁の調べでは2009年の刑法犯認知件数は08年比6・3%減の170万3044件、侵入窃盗の認知件数は14万8488件で同4・2%減った。とはいえ"体感治安"は改善していない。警備保障の果たす役割は年々大きくなっている。

 賃貸住宅に住む人に安心を――。大和ハウス工業は8月、綜合警備保障(ALSOK)と提携して全戸に防犯システムを備えた賃貸住宅を発売した。2階建ての「セジュールウィット―S」、3階建ての「セジュールオッツ―S」で、オンラインのホームセキュリティーシステムを標準搭載した初めての商品だ。24時間態勢で監視し、異常が発生した場合は20分以内にガードマンが駆けつける。

 窓には防犯ガラスを採用し、録画機能付きのカラーテレビインターホンなども搭載。踏むと音がする防犯砂利や防犯カメラなども取り入れる。安心を住宅の付加価値にしたわけだ。

 このシステムがALSOKの「ホームセキュリティα」。導入費無料のゼロスタートプランがあり、月額を5000円台半ばに抑えた。「α」の貢献で同社の10年3月期の個人向け機械警備の契約件数は前の期比約7・7%増えた。

 ホームセキュリティーは日本全体でも普及率がまだ2%程度。各社が価格を抑えた新商品などを投入して開拓を目指している。

 人々の安心や安全を脅かすのは窃盗犯だけではない。情報セキュリティーも企業にとって欠かせない。

 セコムの情報子会社、セコムトラストシステムズ(東京・渋谷)が展開するのが安全性の高いデータセンター「セキュアデータセンター」。情報漏洩(ろうえい)や大規模災害時の事業継続計画(BCP)対策を確保している。

 今年7月、都内に新設したデータセンターは延べ床面積が8870平方メートル。既存データセンターの約6倍の規模で、最大で約1300のラックを収納できる。政府関係機関や金融機関などの利用を見込む。機密保持のため、同社が警備業で培った出入管理や生体認証システム、ハッカー対策などを採り入れた。

 建物自体に免震構造を採用し、震度7の地震発生時でも機能を維持するという。BCP対策として、災害時に顧客が使える事務スペースも用意する。

次の記事
NTTコム、被災情報、携帯で収集、企業向けサービス、状況の一元管理可能。
前の記事
警察庁、防犯カメラ設置など要求。

街づくり・流通ルネサンス会場全体図

LED Next Stage フランチャイズ・ショー JAPAN SHOP 建築・建材展 リテールテック JAPAN NFC & Smart WORLD SECURITY SHOW LED Next Stage JAPAN SHOP フランチャイズ・ショー リテールテック JAPAN 建築・建材展 NFC & Smart WORLD SECURITY SHOW

街づくり・流通ルネサンスfor smartphoneはこちら

街づくり・流通ルネサンスモバイルはこちら

RSSで展示会情報を購読する