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少子化でも育つ――保育ビジネス、安全管理に力、ウェブカメラで様子確認。

2010年08月27日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

保育士研修、食育など学ぶ

 「ブロックで仲良く遊んでるね」「お、よく寝てるみたいだな」――パソコンや携帯電話で子供の様子が見られるサービスを、コンビウィズ(東京・台東)運営の保育園「コンビプラザ」は導入している。

 様子を伝えるウェブカメラは園に5〜6カ所。保護者は専用サイトからカメラを動かしいつでも子供を確認できる。東京や神奈川など15カ所の保育園のほぼすべてに設置済みで、単身赴任の父親や「祖父母らが孫の顔を見るのに使うなど好評」(生井仁樹取締役)だ。

 厚生労働省によると、04年4月からの5年半に全国の保育施設で49件の乳幼児の死亡事故が発生。「以前にも増して子どもの安否を気遣う親が増えている」(生井氏)ことに応える狙いだ。

 ピジョンは事業所内保育施設の受託を中心にグループで185施設を運営、約1700人の保育士教育に注力する。07年から全国の保育士が年に1度は必ず参加する全体研修で安全管理や食育、乳幼児の心理学を学ぶ。

 今後ピジョンは運営施設を年4〜5カ所増やし、コンビは当面現状維持の方針だ。両社の保育ビジネスを他社は「展開のスピードが遅い」と指摘する。それでも両社は総合育児産業としての知見を高めるのが狙いと位置付けており、一事業にとどまらない相乗効果を出せるかが問われる。


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