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「東海・東南海・南海」連動地震、政府、対策大綱策定へ。
東海、東南海、南海の巨大地震が連動して発生した場合に備え、内閣府は31日、被害想定や防災対応をまとめた「対策大綱」を策定すると発表した。2011年度予算の概算要求に1億5千万円を盛り込み、地震の揺れや津波による死者や建物倒壊の被害想定策定に着手。12年度以降、被害想定に基づき、大綱作りを進める。
政府は「防災の日」の1日、首相官邸で3連動を想定した初の訓練も行う。
内閣府によると、11年度は地盤の観測データや建物の構造などを基に、研究機関に委託して被災地の範囲や人的、物的被害の規模を算出する。
東海、東南海、南海の3地震は駿河湾から四国沖にかけての海底で起こるいずれもマグニチュード8級の海溝型地震。過去には同時または連続して起きたケースが多い。直近では1944年に東南海地震が、2年後に南海地震が発生。1854年にも東海、東南海地震が同時発生した32時間後に南海地震が起きた。
国は2003年、3連動地震の同時発生で死者が21府県で最大2万5千人に上り、建物約55万棟が全壊するとの試算を公表。ただ、これらは東南海、南海地震の研究過程で参考値として出した「暫定版」。3連動地震の発生リスクの高まりを指摘する専門家らの声もあり、政府は本格的な対応に乗り出すことを決めた。










