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全自動貸金庫、セコムが参入、警備システムと連動。

2010年07月28日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 セコムは金融機関で顧客自身が金庫を開閉できる全自動貸金庫システム事業に参入した。同社のセキュリティーシステムをすでに導入している金融機関を中心に、異常監視などの機能がついた安全性の高い貸金庫システムの導入を促す。メガバンクや地銀などの支店新設や改築に合わせ、3年後に累計100台の導入を目指す。

 全自動貸金庫システムは入り口で個人認証をしたうえで顧客のみが入室、タッチパネルの案内に従って操作すれば簡単に金庫内の貴重品などを出し入れできる仕組み。

 貸金庫はセコムが独自に開発した。自社のオンライン警備システムと連動させ、金庫内への不審者の侵入、火災、非常通報、在室時間が長いなどの異常をコントロールセンターで監視。必要に応じて警備員が現場に急行する。

 監視カメラなどで画像や音声から異常を感知する「遠隔画像監視サービス」も加え、安全性をさらに高めることも可能。金庫のボックス数は104〜1336個まで選べる。高さは2・5メートルと3メートルの2種類を用意し、行内の設置条件に合わせやすくした。価格は契約規模や仕様で異なる。

 全自動貸金庫は行員のいない土日や祝日でも顧客が利用できることから、銀行の新店舗などで導入が増えている。

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