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防災情報、収集・配信、一括で速く、NEC、大阪市で実証試験。

2010年03月09日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 NECは、全国の防災情報などを集めて報道機関や公共機関に配信するシステムの実証試験を大阪市で実施した。台風や地震などの災害時に、自治体や交通機関などから避難勧告や運行情報などを収集し、最適なデータ形式に変換して、放送事業者や学校、病院などに配信する。総務省の委託を受けて同社が開発した。

 実験では、暴風雨を伴った台風が近畿・北陸・東北地方を縦断したという想定で、自治体が避難勧告を発令。自治体担当者がパソコンから情報を入力すると、自動でテレビのデータ放送画面や携帯電話のメールに避難勧告の情報が配信された。

 システムの名称は「安心・安全公共コモンズ」。これまで自治体など情報発信者と報道機関などは個別に災害情報をやり取りしていたが、現場では取材が殺到すると対応が困難になる。新システムを使えば情報の発信と収集が一元化でき、緊急情報が効率的かつ迅速に住民に届くようになる。

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