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マカフィー、セキュリティーソフト、指定外ソフト動作禁止、新種ウイルスに対抗。

2010年03月01日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

POSなど専用端末向け

 マカフィー日本法人(東京・渋谷、加藤孝博社長)は、POS(販売時点管理)端末やATM、プリンターといった専用端末向けのセキュリティー対策ソフトを1日に国内で発売する。あらかじめ指定したソフトウエア以外の動作を禁止することで、ウイルスが混入しても活動できないようにするのが特徴。既存のウイルス対策ソフトでは検知が難しい新種ウイルスにも対抗できるソフトとして売り込む。

 発売するソフトは「マカフィー エンベッディッド セキュリティ」。マカフィーが2009年5月に買収した米ソリッドコア・システムズの技術を採用したソフトで、端末に導入して、ソフトウエアの動作を常に監視する。

 信頼性が高いと認定されたソフトウエア以外のソフトが動作した場合にソフトを強制停止する「ホワイトリスト」と呼ばれる方式を採用。過去に登場したウイルスの情報を元にウイルスを検知するブラックリスト方式に比べ、未知のウイルスによる被害も防げる利点がある。POS端末やATM、医療機器など特定用途向けなら使用ソフトを限定しやすいため、こうした機能の有効性が高いという。

 ブラウザー(閲覧ソフト)など導入済みソフトウエアの脆弱(ぜいじゃく)性を突いた攻撃も防止できる。具体的には、ソフトの脆弱性を突いてメモリー内にウイルスを埋め込む「バッファオーバーラン」と呼ばれる攻撃に対しても、ソフトの挙動を常に監視して埋め込まれたウイルスの実行を未然に防ぐことができるという。将来はスマートフォン(多機能携帯端末)への適用も視野に入れる。

 専用端末向けの製品に加え、サーバーや業務用パソコンにも同様の機能を提供する「アプリケーション コントロール」や、機器の設定変更を常に監視し、安全上望ましくない変更を防止する「チェンジ コントロール」、サーバー内のファイルのアクセス権変更などを監視する「インテグリティ モニター」などを発売する。シリーズ全体で年間数億円の売り上げを目指す。

 エンベッディッド セキュリティの価格は機器に応じた事前見積もり。アプリケーション コントロールは1台当たり1万9110円。チェンジ コントロールは同4万7250円。インテグリティ モニターは同18万9000円。

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