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神奈川県警、「だまされたふり作戦」上々、「おれおれ」相次ぎ逮捕。
おれおれ詐欺対策で、犯人を誘い出す神奈川県警の「だまされたふり作戦」が奏功している。2月下旬の2日間で3人を詐欺未遂容疑で逮捕。狙われた高齢者と家族、金融機関の協力や機転で1200万円の被害を食い止めた。
「会社の金に穴を開けた。800万円用意して」。川崎市の女性(67)は2月22日、長男を名乗る電話を受け、信用金庫に向かった。長男に確認し、うそに気付いた夫が110番。県警が信金に連絡、職員が女性に「電話は詐欺犯」と伝えた。女性は犯人側の指示に従ったように装い、自宅に現れた栃木県小山市の自称会社員の男(27)が逮捕された。
神奈川県海老名市の女性(65)は300万円を要求されたが、うそに気付いた。「金が準備できたら連絡を」と言われ、誘い出すために演技を続けた。犯人の手配で来たバイク便の運転を、張り込み中の捜査員が交代して東京へ。「依頼人が手渡しを希望」と犯人側に伝え、板橋区の無職少年(19)を池袋におびき出した。
100万円を求められた川崎市の女性(70)は22日の事件と同じ信金に23日に行った。対応したのも同じ職員で、女性から「孫が金が必要になった」と聞き、警察に通報して説得。自宅に来た住所不定、無職の男(46)の逮捕につなげた。
3人は受領役とみられ「成功すれば10%もらう約束だった」などと供述。背後関係を調べている県警は「不審に思ったら家族に確認し、すぐ通報を」と呼び掛けている。










