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秋葉原、安全・にぎわい両立探る、歩行者天国、再開望む声も。
若者文化の発信地としても知られる電気店街「アキバ」を襲った加藤智大被告の凶行。現場は活気を取り戻しつつあるが、事件で中止された歩行者天国は再開されず、惨劇の影は今も消えていない。事件後、商店主や町内会はパトロールや防犯カメラの設置を進め、「安全とにぎわいの両立」を模索している。
「歩道が込むので買い物しづらい。路上でパフォーマンスをする人もいなくなり寂しい」(27歳の自営業男性)、「歩行者天国が復活してくれればうれしい」(29歳の男性会社員)。現場周辺では以前の「アキバ」を懐かしむ声が上がる。
「地域が受けたダメージは計り知れない」(東京都千代田区)ものだった。事件前は恐喝事件が相次ぎ、女性が下着を露出する過激なパフォーマンスも。街の雰囲気が悪化する中で事件は起きた。
町内会や電気店は昨年8月から月1回、周辺のパトロールを始めた。警察と協力し違法ソフトの販売店なども指導。26日には神田末広町会の地元団体が、都や区の助成を受けて防犯カメラ16台を取り付けた。JR秋葉原駅付近でも3月末までに約35台が設置される。
ただ1973年から日曜日ごとに中央通りで行われていた歩行者天国は中止されたままだ。
事件の影は消えてはいないが、「街の活性化のため、歩行者天国の再開を考えてもよいのではないかという住民も増えてきた」(大塚実・万世橋地区町会連合会会長)。秋葉原電気街振興会会長の小野一志・オノデン社長(56)は「安全を確保する仕組みを自分たちでつくらないといけない」と強調している。










