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人体通信、低価格で、東大が新技術――タカラトミー、玩具に採用。

2010年02月01日 / 日本経済新聞 朝刊 このエントリーをはてなブックマークに追加

 東京大学生産技術研究所の滝口清昭特任准教授らは、体の周りを通る微弱な電気で情報をやりとりする人体通信の新しい技術を開発した。従来に比べて消費電力が少なく低価格になるという。タカラトミーが2010年度にも新技術を使った玩具などを販売する。音楽や映像の送受信機器や建物などの防犯システムにも応用を見込む。

 新技術は「準静電界」という人体や動物の周囲を包むように存在する弱い電界を使う。準静電界の発生した音楽プレーヤーに手をかざすと体を通じてヘッドホンから音楽が聞こえる=写真。滝口特任准教授は「従来の人体通信に比べて特殊な部品が不要で消費電力が少ないため、低価格で作れる」と話す。タカラトミーは09年4月に準静電界技術を研究する寄付部門を同研究所に設けた。

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