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セキド、基幹システムを統合、家電・ファッション一元化、個店の販促機動的に。

2010年07月23日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 家電・服飾雑貨販売のセキドは社内の基幹システムを一元化する。これまでのシステムは家電販売やファッション販売、経理、総務といった業務分野ごとに分かれていた。顧客情報や店舗ごとの販売状況などを現場で把握しやすくし、より機動的な営業ができるようにする。ここ5年ほど取り組んできた不採算店の整理に一定のメドが立ったため、再拡大に備えて効率的な体制の構築を進める。

 同社は首都圏が地盤で、「でんきのセキド」などの家電量販店を13店、ブランド雑貨の「スーパーセレクトショップラブラブ」などを23店展開する。まず11月にブランド雑貨などのファッション事業が先行して新システムに移管。その後、2011年2月までに家電や経理などの内部の管理業務を順次統合していく計画だ。

 投資額は2億円程度の見通し。システムの本格稼働後は年間数千万円のコスト削減効果があると見込む。システム管理などに携わる従業員を数人程度と、半数以下に減らして人件費を含むシステム関連費用を半減させたい考えだ。

 従来のシステムでは、各店が自店の販売状況や運営コストの詳細を見る場合でも、本社のシステム部門に依頼してデータを入手する必要があった。新システムでは自店に加え他店の販売状況や顧客情報が把握しやすくなるため、各店が販促などの独自の工夫を打ち出しやすくなる。

 同社の家電店は700平方メートル程度と小型店が中心。大型店を展開する大手との差別化のため、地域に密着した営業を標榜(ひょうぼう)している。リフォームなど家庭の中に入り込む事業を強化する方針で、新システムを活用して個別店ごとに、よりきめ細かなサービスが可能になるという。

 セキドは10年2月期までに取り組んできたリストラが一巡、09年は7年ぶりの出店に踏み切った。11年2月期は売上高が前期比10・6%増の230億円、営業利益は3倍強の1億2000万円と、11期ぶりの増収増益を見込む。

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