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第31回コンビニエンスストア調査――値下げより品ぞろえ、新商品を積極投入。

2010年07月28日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

売り上げ低迷で転換

 コンビニエンスストア各社は2010年度、新しい商品を積極的に取り入れようとしている。価格引き下げを重視した09年度は売り上げが低迷したため、方向転換が必要とみているようだ。

 調査で09年度の商品・サービスや価格政策について聞いたところ、27社のうち「増やした」との回答が最も多かったのが「ファストフード(弁当・総菜など)の品ぞろえ」で17社だった。

 「キャンペーンなどナショナルブランド(NB)商品の期間限定値引き」(11社)、「ポイントサービスなど得意客向け優遇策」(10社)、「NB商品の値下げ」(9社)が続いた。値下げやポイントサービスで来店客に利益を還元する取り組みが目立った。

 セブン―イレブン・ジャパンは、スーパーやドラッグストアの実勢価格に対応し、洗剤・シャンプーなどNBの日用品の一斉値下げを相次いで実施。主力商品のおにぎりの100円セールも連発した。

 ローソンも105円均一が特徴の「ローソンストア100」を中心に扱ってきたプライベートブランド(PB=自主企画)商品「バリューライン」を拡充。通常の「ローソン」への導入を加速した。

 ただ、10年度の計画をみると、商品の値下げより、品ぞろえの強化の動きが目立つ。10年度に増やすという回答が最も多かったのは「ファストフードの品ぞろえ」で13社だった。次いで「生鮮品の品ぞろえ」が11社で2位だった。

 「NB商品の値下げ」は7社にとどまっており、「メーカーとの商品共同開発」(9社)、「サービス商品の品ぞろえ」(9社)、「高単価商品の品ぞろえ」(8社)を下回った。

 サービスについては新たに導入する企業は少なかった。情報システムなどインフラ整備の投資が必要なためとみられる。

 1年以内に導入もしくは2〜5年以内に導入予定と答えたコンビニは、「店頭商品の宅配」「カタログ販売など無店舗販売(インターネット通販を除く)」「健康保険料、地方税などの収納代行」がそれぞれ3社だった。「住民票取り次ぎなど行政関連サービス」も2社にとどまった。

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