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ジーンズ専門店背水の陣――ジーンズメイト、「非衣料」で女性客開拓(繊衣次の一手)
雑貨 化粧品
ユニクロ「UJ」の攻勢と、ナショナルブランド(NB)ジーンズの巻き返し戦略がぶつかり合うはざまで、ジーンズを主体に扱うカジュアル衣料店が揺れている。プライベートブランド(PB=自主企画)衣料や雑貨など、これまで取り扱ってこなかった商品の強化や新業態の開発とさまざまな戦略を練るが、業績復活への道筋は見えていない。(1面参照)
ジーンズメイトが4月、千葉県船橋市の「ららぽーと TOKYO―BAY」に開いた新店は、同社の今後の方向性を象徴する店だ。店頭には人気キャラクターのぬいぐるみやアロマグッズなどが所狭しと並び、ジーンズは奥まで進まなければ見当たらない。「ジーンズメイト」の看板がなければ、衣料店と気づかない客もいそうだ。
「男性の購買はもう伸びないと思った方がいい。ジーンズから脱却し女性客を取り込む」。西脇昌司社長は事業転換への決意を語る。切り札が4月に東京テアトル子会社から譲り受けた、わずか3店の雑貨店「ハッピードア」。狙いは仕入れノウハウなどの吸収だ。
ハッピードアの協力を受け、ららぽーとの新店にはキャラクター雑貨などを導入。6月末までに他のジーンズメイト15店に同様に雑貨を取り入れるほか、女性用化粧品などに品ぞろえを広げる。
化粧品の仕入れを主に任されるハッピードア広島アルパーク店の久保泉店長は「衣料と化粧品を融合した店は興味があった。コスメボックスがズラリと並ぶような店も面白い」と意欲を燃やす。
2010年2月期で同社の単独売上高は168億円で店は112。ライトオンやマックハウスに大きく水をあけられている。規模が物を言うPB衣料などを武器とした立て直しには無理がある。半面、小回りがきき、他社が思いもよらない品ぞろえに挑戦しやすい。
ただ、同社は11年2月期まで3期連続の最終赤字見通しと、業界でも特に厳しい収益状況。衣料をしのぐような収益源に雑貨を育てるまでに許された時間は多くない。











