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電子マネー決済件数シェア――流通系が5割超え、ナナコなど(データ解読)

2010年05月25日 / 日本経済新聞 朝刊 このエントリーをはてなブックマークに追加

ポイント還元奏功

 流通系の電子マネーが決済件数のシェアを伸ばしている。4月の主要6電子マネー(前払い式)の決済件数では、セブン&アイ・ホールディングスの「ナナコ」とイオンの「ワオン」の合計シェアが初めて5割を超えた。消費者の節約志向が強まるなか、メーカーなどと組んだポイント還元策が利用者の囲い込みにつながっている。

 4月の総決済件数は前年同月比38・6%増。ナナコは同44・8%増、ワオンは同76・1%増と平均を上回った。ナナコとワオンの決済件数の合計は7810万件で6電子マネーの総決済件数(1億5515万件)の50・3%を占めた。鉄道系の「スイカ」や「パスモ」からシェアを奪った。

 ナナコとワオンに共通するのは、消費者へのポイント還元に力を入れている点。入会時や入金時にはボーナスポイントを付ける期間限定サービスを行う。

 さらに食品メーカーなどと組み、特定の商品を購入した際にボーナスポイントを付与。電子マネーで購入すると、実質値下げとなる。

 生活防衛志向を強める消費者はポイント還元への関心が高い。

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