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セブン&アイ傘下の専門店、ヨーカ堂に出店加速、品ぞろえを高める。

2010年03月05日 / 日本経済新聞 朝刊 このエントリーをはてなブックマークに追加

ホームセンターやドラッグ店

 セブン&アイ・ホールディングスは傘下のイトーヨーカ堂店舗へのグループ専門店の出店を加速する。3月下旬に東京都武蔵野市の店舗内にホームセンターを出店し、順次他店に広げるほか、ドラッグストアやベビー用品店を2011年2月期に20〜30店程度に導入する。消費低迷で総合スーパーの販売が苦戦するなか、品ぞろえの専門性を高めて集客する。

 イトーヨーカ堂が自社で始めた「セブンホームセンター」は08年末から1号店を運営し、採算性などの検証を終え本格導入する。2号店は3月19日にヨーカ堂の主力店である武蔵境店内に開く。売り場面積は3400平方メートルで約20億円の年商を見込む。

 日曜大工用品に加え、一人暮らしの学生や若い女性向けに、収納用品や文房具も強化し、都市型のホームセンターとしての特徴を打ち出す。

 09年に調剤薬局最大手アインファーマシーズと共同出資で運営会社を設立したドラッグストア。現在、ヨーカ堂店舗内で「セブン美のガーデン」を3店運営するが、武蔵境店などへの出店を加速して約20店まで増やす。

 傘下のベビー用品店、赤ちゃん本舗(大阪市)は10年2月期にヨーカ堂店舗に6店舗を出店したが、11年2月期には最大10店を開く計画だ。このほか3月13日にはグループの生活雑貨専門店、ロフト(東京・渋谷)がヨーカ堂内では初めて奈良店(奈良市)に出店する。約1000平方メートルの小型店で、他のヨーカ堂への出店も検討する。

 イトーヨーカ堂は現在175店を展開。衣料品などの販売低迷が響き、09年8月中間期に営業赤字になったが、コスト削減などの効果で10年2月期通期では営業黒字を確保した。ただ本格的な業績回復には売り場の大幅な見直しが不可欠で、セブン&アイのグループ力を最大限活用する。

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