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大丸東京店、売れ筋順位、店内に表示、衣料など品目別、まず食品売り場で。

2010年03月08日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

購入の目安に

 J・フロントリテイリング傘下の大丸東京店(東京・千代田)は食品や衣料品などで品目別に売れ筋ランキングの表示を始める。「歓送迎」「出産祝い」といったイベントなどに応じ、販売データを基に売り場の入り口などにポスターや店頭販促(POP)物を使って示す。家電量販などでは一般的な売れ筋のランキング表示は百貨店では珍しく、来店客の購入の目安にする。

 第1弾として17日から食品売り場で実施する。和洋菓子や弁当を対象に、1月の販売実績から1〜5位のランキングを作成。入り口など店内でも目立つ場所に大きく掲示するほか、該当商品が置いてある売り場でもPOPを使って表示し、お薦め商品を打ち出す。

 4月には婦人服などの衣料品、雑貨、生活用品などに広げる。ランキングの対象は主にギフト需要を見込んだ商品になるが、今後は男女別や「カロリーが気になる人」といった切り口でも作成する予定だ。

 百貨店は通常、商品を陳列する際に見栄えを重視する傾向が強く、POPも目立たなくすることが多い。取引先が多岐にわたるなか、商品の優劣をつけかねないランキング形式での表示例はほとんどない。そのため、商品の特徴を伝えるには、販売員が顧客に直接説明するのが一般的だった。

 ただ、同店はJR東京駅に隣接するターミナル店で、1日に平均7万〜8万人が来店する。多くの来店客に同様の説明をするのは難しいうえ、話しかけられるのを嫌がる顧客も増えている。これまでのやり方では「商品の良さを十分に伝えきれない」(藤野晴由店長)とみて、誰が見てもわかりやすい商品選びの基準を提供し、購入の拡大につなげる。


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