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強み問い直せ(5)ライフ社長岩崎高治氏(終)(食品スーパー逆風下の活路)

2010年03月08日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

毎週の売り場変更に力

 ――消費に変化はみえるか。

 「農産物の相場が上がったほか、衣料品の大幅な下落が落ち着き1〜2月は多少、下げ止まり感が出てきた。ただ、夏のボーナスは期待できず、3〜5月も引き続き厳しい状況に変わりはないだろう」

 ――食品スーパーが生き残るための強みは何か。

 「総合スーパーと違い週2〜3回来てもらえる購買頻度の高さが強みだ。日々のお客さんにいかに来店頻度を維持してもらい、1品でも多く買ってもらえるかが重要。だから、魅力ある売り場作りや接客の向上といった基本を大事にしていく」

 ――業績に陰りが出ている。

 「やってきたことは決して間違いではない。これまでも強みだった毎週売り場のテーマを変える『52週MD』の磨き直しや業務の効率化、接客の向上などは引き続き重点課題になる。09年度から始めた情報システムの刷新や物流改革は、当初想定した成果が上がっていない。今期は店舗の生産性を2ポイント、本部の人時生産性を2割向上させる計画だ」

 「もちろん新しいことにチャレンジすることも重要だ。医薬品売り場の導入やチラシ企画の刷新など改革を進める。ただ、(目先を変えるような)新業態をやったりせず、基本方針は変えない」

 ――今後の事業展開の考え方は。

 「09年2月期まで5期連続増収増益を続けていたがまだまだ甘かった。11年2月期までの第3次中期経営計画で掲げた250店舗、売上高5000億円は、次の第4次中計で達成したい。ここをまず目標にし首都圏、関西で強力なドミナント(店舗集中)を目指す」

 「特に首都圏ではまだまだ出店チャンスがあり、今期は8店、来期以降は10店ペースで出す。短期業績に一喜一憂はしない。常に増収増益をしなければと思うと無理がでる。基本からぶれずに、中長期的な目標を見据えてやっていく」

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