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電子マネー主要6規格、決済数伸び最高38%、1月、ワオン2.5倍増で首位。

2010年02月26日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 主要6電子マネー(前払い式)の1月の決済件数は、前年同月比38%増と調査以来最も高い伸び率となった。1月は年末商戦の反動で利用件数自体は減少したが、伸び率では昨年よりも8ポイント高かった。イオンが運用する電子マネー「ワオン」が決済件数で他の規格を抑えて初めて首位になり、全体の伸びをけん引した。

 1月の総決済件数は1億3304万件と、2009年12月の1億3758万件に次ぐ件数だった。増加率は38%で、前年同月と比較できる08年8月以降で最も高かった。伸び率で最高だったのは09年12月の37%増だった。

 けん引役はワオン。月間決済件数は前年比2・5倍の3290万件と07年4月のサービス開始以来、初めて首位にたった。「昨年10月から利用開始したファミリーマートの7600店などグループ外での利用が浸透してきた」(イオン)と見ている。12月からは大阪・難波の地下商店街など地方商店街を含め4万7千カ所にまで利用拠点を拡大している。

 07年6月以来、首位を維持してきたセブン&アイ・ホールディングスの「ナナコ」は19%増の3200万件で2位に。東日本旅客鉄道(JR東日本)の「スイカ」は、気温低下で自動販売機での温かい飲料販売が増え、22%増の2855万件で3位になった。

 総発行枚数は24%増の1億2551万枚。発行枚数首位はビットワレット(東京・品川)の「エディ」で20%増の5520万枚。次いでスイカで15%増の2842万だった。

【表】主要6電子マネーの普及状況(前払い方式)                  

名称 Edy(エディ) Suica(スイカ) PASMO(パスモ) nanaco(ナナコ) WAON(ワオン) ICOCA(イコカ)

運営主体 ビットワレット 東日本旅客鉄道 京王電鉄など セブン&アイ・ホールディングス イオン 西日本旅客鉄道

発行枚数(万枚) 5,520 2,842 1,422 955 1,300 512

利用できる店舗数(店)175,000 80,810 68,000 27,743 47,000 68,070

月間決済件数(万件)2,600 2,855 1,232 3,200 3,290 127

(注)1月末時点。スイカの発行枚数は買い物の支払いに利用できない分を除いた。スイカの月間決済件数は北海道旅客鉄道の「Kitaca(キタカ)」や今後相互利用予定の九州旅客鉄道「SUGOCA(スゴカ)」、西日本鉄道「nimoca(ニモカ)」を含む                  

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