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ファミマ全店発注端末一新、加盟店支援30億円投資、他店売れ筋表示、まず九州。

2010年02月26日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

まず九州、来月から

 ファミリーマートは店舗で商品の発注に使う端末を一新する。画面上に他店の売れ筋上位の商品を表示するほか、実際に棚に並ぶ順番で画面上の商品項目を変更できる機能を盛り込むなど、操作しやすくした。端末自体の重量も従来より約1割軽い。加盟店支援の一環で約30億円かけて、7月までに全店に導入する。

 新発注端末は富士通のスキャナー子会社のPFU(石川県かほく市)と約2年かけて共同開発した。3月中旬から九州地区で利用を始め、7月までに約1万6千台を導入する計画だ。約9年ぶりの刷新となる。

 最大の特徴は発注の際にマニュアルがなくても判断しやすくしたことだ。商品の情報画面の左側に「他店の上位ランキング商品」と「品ぞろえなし商品」という項目を設置。同一の営業地域の情報を基に表示する。似たような商圏の店舗で売れ筋となっているものの、自店では扱いがないことで機会ロスが発生するのを抑える狙いだ。

 タッチペンを使い、発注画面の商品項目を実際の棚の並び順に簡単に並べ替えられる機能も新たに盛り込んだ。画面が左右に分かれており、右側には現在扱っている商品のリストが、左側には実際の棚のイメージが記されている。

 新商品を導入する場合、発注者は右の商品群から棚におきたい商品をタッチペンを使いドラッグして移動させる。一方、棚の商品を入れ替える場合には逆の操作を行う。

 この機能を盛り込んだことで、発注する際に棚の商品の並びと画面の並びを連動させることができ、発注漏れや不良在庫を発生しにくくする効果が見込めるという。

 直感的に操作できる仕組みを入れたのは、誰でも簡単に発注業務をできるようにするためだ。実際に今回は新端末の操作に関する研修はしない。発注端末の重さは従来の990グラムを900グラムに減らした。少子高齢化でアルバイトなどの年齢の上昇が避けられないなか、端末を軽量化し、操作もしやすくすることで加盟店の負担を軽減する。


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