トップ > リテールテックJAPAN > ニュース > スマホで集客、アプリ競う――パーク24、ミニストップ。

ニュース

スマホで集客、アプリ競う――パーク24、ミニストップ。

2012年01月24日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

パーク24 駐車場へ経路を表示

ミニストップ 占い、クーポンに誘導

 スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及を受けて、企業が自社サービスに対応したアプリを投入する動きが加速している。各社ともスマホ経由でサービスを利用しやすくすることで新規顧客の獲得や囲い込みに役立てることを狙っており、パーク24が空き駐車場の検索アプリ、ヤマト運輸が宅配便の運送状況の確認アプリを提供するなど、サービス業を中心に幅広い業種に広がっている。

 パーク24は全国で運営する約1万カ所の駐車場の情報を検索できるアプリを開発。昨年12月21日から基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホ向けに提供を始めた。従来もインターネットや携帯電話向けに検索サイトを設けていたが、専用アプリを通じて急増するスマホの保有者を取り込み、駐車場の利用拡大につなげる。

 スマホの全地球測位システム(GPS)の通信機能を活用して、周辺にある駐車場や、現地への到達経路を地図に表示。駅名や住所から駐車場を検索できるほか、空車情報などの機能も備えている。会員カードを保有していれば特定の駐車場を「お気に入り」に登録でき、会員カードにためたポイント数を確認できる新機能も加えた。

 アプリのダウンロード数は23日時点で合計5万5300件を突破した。米アップルの「iPhone」向けアプリの提供も検討している。

 ミニストップも昨年12月末にスマートフォンアプリの提供を開始した。居住地の天気予報や、生年月日に応じた占い、ミニゲームなどを盛り込んでいる。

 同社は会員向けにクーポンを発行するスマホ・携帯向けサイトを運営している。日常的に気軽に使えるアプリを提供することで、クーポンを発行するサイトへ利用者を誘導、来店増につなげる狙いがある。

 コンビニエンスストアではすでにローソンもスマホ向けサイトと連動したアプリの提供を始めており、店舗検索などに加えて、おサイフケータイ対応機種向けにはポイントサービスも利用できるようにした。

 宅配便首位のヤマト運輸は5日からiPhone向けにアプリの提供を始めた。自分の荷物がどこにあるかを問い合わせるために必要な伝票番号をバーコードを読み込んで登録できる。荷物の問い合わせは同社のサイトからも可能だが、伝票番号をその都度自分で打ち込む必要があった。

 配達員の携帯電話を呼び出し配達時間などを直接、相談できる機能も導入した。提供開始直後からツイッターなどで話題となりこれまで20万回以上ダウンロードされた。今後も「利用者から寄せられた声を生かし、機能を増やしていく」(担当者)方針だ。

 業界2位の佐川急便は現在、「ホームページでも利用率の高い」(同社)荷物の情報を提供するアプリを開発中だ。

 一方、国内航空会社や旅行各社などの間ではすでにスマホ向けアプリの活用が進んでいる。全日本空輸では2010年から各種旅情報を交換できるアプリを開始。11年には国際線の予約・発券ができるアプリの提供を始めており、すでにアプリ全体で70万〜80万人が利用しているという。

 日本航空でも国内線の予約などができるアプリを提供中。旅行各社もネット大手に加えて、JTBや近畿日本ツーリストなども宿泊施設や旅行商品を検索できるアプリを用意している。(黒沢裕、林英樹、渡辺伸、石森ゆう太)

次の記事
ヤオコー営業益最高に、4〜12月、25%増95億円、鮮魚・総菜の販売伸びる。
前の記事
ドラッグ各社、宅配拡充――クリエイトSD、CFS。

街づくり・流通ルネサンス会場全体図

LED Next Stage フランチャイズ・ショー JAPAN SHOP 建築・建材展 リテールテック JAPAN NFC & Small WORLD SECURITY SHOW LED Next Stage JAPAN SHOP フランチャイズ・ショー リテールテック JAPAN 建築・建材展 NFC & Small WORLD SECURITY SHOW

街づくり・流通ルネサンスfor smartphoneはこちら

街づくり・流通ルネサンスモバイルはこちら

RSSで展示会情報を購読する