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タスポ効果後の集客策、ファミマ、郊外店に精米機、駐車場に設置、3年で200店。
安全・安心志向追い風
ファミリーマートは郊外の駐車場を持つ店舗に精米機の設置を進める。茨城県内の実験店で集客効果を確認できたため、五月上旬までに関東の十店舗に拡大。三年をメドに二百店に導入する。食の安心・安全や食味の良さから自ら精米する人が増えている。たばこ自販機規制で来店客が増える「タスポ」効果が一巡する七月以降を見越し、新たな集客策とする。
設置するのは玄米一キログラムを百円で白米にするコイン精米機。設置と運営は自動販売機などの製造・販売を行う外部企業に委託する。コイン精米機は車一台分のスペースで設置でき、建築申請などの面倒な手続きも不要。原則として十台以上の駐車スペースが確保できる店舗に導入する計画だ。
ファミマはコイン精米機の本格展開に向け、茨城県土浦市の直営店で約一年半実験してきた。精米機の一日当たりの平均利用者数を、同店舗の来店客数と比べると四%程度だが、うち六割が精米後にファミマ店内に立ち寄ったという。コイン精米機導入前に比べ、同店の客数を二ポイント強上昇させる効果があったため、設置店を拡大する。
店舗側には駐車スペースを貸し出すことで、一台分の賃料を受け取れる利点もある。
五月上旬までに東京都西東京市や千葉県野田市、埼玉県鴻巣市、茨城県水戸市など住宅立地の店舗十店に設置する。導入店舗の効果をみながら、設置地域を順次、関東地方以外にも拡大する。
昨年の「事故米」の不正転用問題の発覚で、コメでも安心・安全への関心が高まっている。家で食事する内食需要や健康志向の高まりから、玄米からぬかや胚芽(はいが)を取り除く度合いを自由に調節できる精米を、自ら手がける消費者も増加。ファミマは玄米の需要も高まるとみて、インターネット通販などを通じ玄米を最寄りの店舗で受け渡すサービスも検討している。
【図・写真】設置と運営は外部企業に委託する










