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LED電球、11ミリ径、既存照明向け、ウシオライティング、口金周辺部を細く。

2010年08月30日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 ウシオライティングは小型の口金「E11」に対応し、既存の器具にそのまま取り付けられる発光ダイオード(LED)電球を開発した。従来品では口金以外の部分が大きくなりがちで、E11対応品でも既存の器具に合わない場合があった。器具を取り換える手間を省けるため、導入コストを抑えられる。店舗やホテル、飲食店など向けに2010年度に2万個の販売を目指す。

 開発したLED電球の消費電力は3・5ワット。白熱電球の一種「ハロゲンランプ」の20ワット相当の明るさがあり、消費電力を8割削減できる。寿命は2万時間でハロゲンランプの約7倍。明るさを調節できる白熱電球用の器具でも使える。30日から7000円前後で販売する。

 直径11ミリメートルの口金「E11」に対応し、より明るいLED電球はこれまでにもあった。ただ、LED電球は熱を逃がすための構造を持たせるために口金の周辺部分が太くなる課題がある。E11に対応する器具はソケット周辺も小さいため、直接取り付けられないことがあるという。

 ウシオは熱を逃がしやすい素材を使ったり、独自開発したレンズなどを採用したりして高い放熱性と明るさを両立。一般的なLED電球が持つ「放熱フィン」を省いた、スリムな形状を実現した。この結果、ソケット周辺が小型の器具でも、そのまま取り付けられるようになった。

 LED電球では一般的な口金「E26」に対応する製品から普及が進み、一回り小さい「E17」でも各社の品ぞろえが充実してきた。ウシオライティングは市場がまだ立ち上がっていない「E11」対応品で先行し、大手と差異化する戦略だ。


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