ニュース
LED照明、日本で基幹部品、フィリップス供給、35種類。
オランダのフィリップスは日本で発光ダイオード(LED)照明の基幹部品事業に乗り出す。商業施設や店舗、住宅など各分野ごとに向けた製品群を今年度中に用意。部品製造まで自社で投資することに慎重な中堅・中小の照明器具メーカーなどに供給する。照明の世界最大手が日本で攻勢をかけることで、省エネで注目されるLED照明の普及が加速しそうだ。
光源のLEDチップに駆動回路などを組み合わせた「LEDモジュール」を供給する。これを器具に取り付けたものがLED照明となる。住宅用のダウンライトや店舗で使うスポットライト、街路灯などに使えるLEDモジュールを今夏から順次発売、来年3月までに35種類程度をそろえる。
日本の照明大手はLEDチップを製造または外部調達し、モジュールに組み上げて照明装置に仕立てるケースが多い。ただ中堅・中小の器具専業メーカーにはモジュール生産の投資は負担が重い。フィリップスから低コストのモジュールを調達できればLED照明に参入しやすくなる。
フィリップスは日本以外ではランプから器具まで一貫して事業展開しているが、日本では屋外照明などを除きランプを器具メーカーに提供しているだけだった。LED照明でも基幹部品の供給に注力することで日本での事業を拡大する。













