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名城大発ベンチャー、紫外線LED量産技術、殺菌や半導体製造向け。

2010年02月26日 / 日本経済新聞 夕刊 このエントリーをはてなブックマークに追加

 名城大学発の研究開発型ベンチャーである創光科学(名古屋市)は、紫外線発光ダイオード(LED)の量産技術を開発した。素子材料や加工温度を工夫し、波長の短い紫外線を出すLEDを安定して生産できるようにした。食品や医療器具の殺菌、半導体製造に使う水銀灯の代わりになる。2年後にも商品化する。

 創光科学は青色LEDの開発者で毎年ノーベル賞候補にあがる赤崎勇・名城大教授の技術の実用化を目指して2006年に設立された。ポンプ大手の日機装や日本政策投資銀行などが出資している。

 開発したのは波長250ナノ(1ナノは10億分の1)〜355ナノメートルの紫外線を発光するLEDの量産技術。素子材料には窒化ガリウムとアルミニウムを使う。試作品では実用レベルの5ミリワット以上の出力を確認した。

 紫外線LEDだと有害な水銀を使わず、食品の殺菌や半導体の露光などができる。世界で年間約1000億円規模とされる水銀灯市場の約4分の1が2015年には紫外線LEDに置き換わるという予測もある。

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