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岩崎電気、電球型LEDの屋外照明、既存器具に取り付け可能――消費電力9割減。

2010年08月17日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

水銀ランプ代替

 岩崎電気は看板や工事現場などに使う屋外用照明で、発光ダイオード(LED)を光源に使う製品を開発した。従来の水銀ランプに比べて消費電力を約9割削減できる。既存の器具に取り付けられるので、導入費用も抑えられるという。これを含め今年度中にLED照明の機種数を15%増やし、同照明で年間売上高15億円を計画している。

 電球型のLED照明を開発した。消費電力は18ワット。明るさが1600ルーメンで、屋外で看板を照らせるだけの高出力を実現した。従来型の水銀ランプは160ワットで1450ルーメンだった。黄色っぽい電球色と白っぽい昼光色の2種類をそろえた。寿命は4万時間。

 重さは300グラム。水銀ランプと同程度を実現した。LEDで水銀ランプ並みの明るさを出そうとすると、重くなり既存の器具で使えなくなる課題があった。放熱材にアルミではなく、軽い樹脂を使うなど素材や構造を工夫した。LEDという省エネ性能に加えて、軽量化や長寿命化を達成したことにより、屋外用として利用しやすくした。

 岩崎電気の主力製品の一つで、国内の看板や工事現場などで幅広く使われている「アイ セルフバラスト水銀ランプ」の代替を想定している。水銀ランプの照明器具をそのまま使えるので、ランプを新しく取り換えるだけで済む。年内に発売する予定。価格は検討中だが、電気代を含めると1年半で元が取れる水準に抑えるという。

 このほか、道路灯など屋外照明を中心にLED照明の品ぞろえを拡充する。現在、330機種あるが、今年度中に50機種を追加する。

 LED照明を本格展開するのは今年度からで、まずは照明全体の5%にあたる15億円の売上高を目指す。


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