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神奈川県内限定、CO2ゼロ住宅、積水ハウス、導入費用400万円。
太陽光発電・電気自動車の充電器...
積水ハウスは9月から神奈川県内限定で二酸化炭素(CO2)の排出量ゼロをうたった環境配慮型住宅の販売に乗り出す。太陽光発電システムに燃料電池、電気自動車(EV)の充電器、発光ダイオード(LED)照明の4種類の環境設備すべてをそろえた住宅の販売は全国初という。EV普及など県を挙げて環境対策に取り組む神奈川県で実績を積み、将来は全国での販売につなげたい考えだ。
住宅の駐車場には200ボルトのEV充電器を設置。日産自動車が年末に発売を予定する「リーフ」や三菱自動車の「アイ・ミーブ」などEV全車種が5〜6時間で充電できる。
照明は原則すべての電球にLEDを使用する。LED電球は白熱球より長持ちし、8分の1程度の消費電力量で済む。長期間取り換える必用がない。冷暖房など住宅に必要なエネルギーは燃料電池と太陽光発電で賄う。
設備導入にかかる初期投資は400万円弱。このうち太陽光発電と燃料電池の設置費用に約350万円かかる。2階建てで延べ床面積が40坪(132平方メートル)程度の住宅の場合、3000万円程度(土地代は別)を見込んでいる。
同社の試算では、一般的な40坪2階建て住宅のCO2排出量は年間で約4・3トンに上るが、今回の省エネ設備を導入すれば排出量をゼロにできる。年間の光熱費も約25万円かかるところが、電力会社への売電で約9万円を得ることが可能。初期投資分は10年で回収できるという。
環境配慮型住宅は9月から県内の住宅展示場で販売を始める。初年度の販売目標は200棟。3年後には年500棟まで増やす計画だ。
同社は県の総合環境対策に協力し、2008年には県内で取り組む地球温暖化対策として、すべての戸建て住宅の断熱性の強化などを明記した文書を提出している。環境先進県を掲げる県と連携し、環境配慮型の住宅の普及を目指す。
松沢成文知事は同日の記者会見で「住宅産業は関連産業のすそ野が広くエコ住宅の経済効果は大きい」と強調した。ただ、住宅の普及への財政支援に関しては「県財政が厳しいため補助までは考えていない」と述べた。













