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ワタミ、10年でCO2半減、08年度比、グループ挙げ環境対策徹底。

2010年07月16日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

酒類・消耗品の配送減/LED導入店拡大

 ワタミは店や本社での環境対策を徹底する。物流体制を見直し、食材以外の物品を店舗へ配送する回数を減らす。店では従来の白熱電球に比べて、電気使用量を削減できる発光ダイオード(LED)照明の導入を広げる。酒瓶の再使用などリサイクル率の向上にも取り組む。2020年度までにグループでの二酸化炭素(CO2)排出量を08年度比で半減する。

 これまで同社は全国の約620店舗に、昼に酒類と消耗品、夕方に食材を毎日配送してきたが、酒類と消耗品の配送回数をまずは週6日の体制にして、店舗での営業に影響がなければ段階的に回数を減らす。

 店舗ごとに荷物を受け取る時間も見直す。現在は食材の配送が午後3〜7時などに集中しているが、深夜でも営業時間内であれば荷物が受け取れるようにして配送効率を高める。9月末までに配送トラックの台数を10%減らし、配送によるCO2排出量を12年度までに08年比で15%減らす。

 店でのLED照明の導入も進める。LED導入店は従来の照明の店に比べて、電気使用量を約35%、CO2排出量を約25%削減できるという。昨年4月から導入し始めたが、現在は全店の約3%にあたる20店の導入にとどまっている。「LED照明の価格が下がってきた」(同社)ことから新規出店と改装店を中心に導入店を増やす。

 20年度までにCO2排出量を半減させるために、リサイクル率の引き上げも図る。昨年から店で売るプライベートブランドの日本酒3種類で瓶の再使用を始めた。現在は首都圏の約380店で瓶を回収し洗浄した後に再使用している。

 年間で34万本を販売した場合、瓶を5回使用すれば1回の使用で廃棄するよりもCO2排出量を約52トン減らせるという。12年度までに甲信越や東北の店など、現在の3割増となる500店に取り組みを広げる。


店舗での省エネ対策   LED照明やエネルギー管理システムの導入店を拡大

物流の効率化   酒類や消耗品の配送回数を削減

リサイクル率の向上   日本酒瓶のリユースを拡大、500店での実施めざす

社員の環境意識の向上   省エネ活動を記載した「エコ夢カード」を全社員に配布

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