トップ > LED Next Stage > ニュース > 第2部eリテール特集――AR販促普及元年、LED電球からクーポン。

ニュース

第2部eリテール特集――AR販促普及元年、LED電球からクーポン。

2010年03月08日 / 日経MJ(流通新聞) 第2部 このエントリーをはてなブックマークに追加

専用端末で受信

 発光ダイオード(LED)電球に端末をかざすとクーポンが出現――。2月中旬から約2週間、大阪・梅田の商業施設でLED電球の可視光を使った通信の実証実験が行われた。電球の光を使うため施設の改造や大がかりな装置は不要で、店舗の雰囲気を壊さず利用できる利点がある。今は受信に専用端末が必要だが、今後携帯電話などのカメラが進化すれば一気に広まる可能性もある。

 実証実験は電通関西支社、NEC、パナソニック電工、日立製作所などが立ち上げた「e空間Kansaiコンソーシアム」が実施した。LED電球を使った可視光通信とAR技術を組み合わせて「利用者に新たな発見をしてもらい、場所の価値を高める」(事務局)のが目的だ。

 専用端末を30台そろえ、顧客が施設内を回って店舗情報やクーポンなどを入手できるようにした。天井のLED電球に端末をかざすとその場所の情報が現れる。ゲーム要素も持たせ子どもが楽しめる工夫もした。

 可視光通信は電球を人の目に見えない速さで点滅させることで情報を伝達する。点滅のパターンを場所ごとに変え、そのパターンに対応する情報を表示する。GPSなどと比べてきめ細やかな位置の特定ができ、例えば商品棚の前だけで情報を表示することも可能だ。可視光は壁などを通過しないため、情報が伝わる範囲を制限しやすい。

 ただ現状では読み取りに専用端末が必要なのが課題だ。今後簡便な装置やソフトが開発されれば、普及が進みそうだ。


次の記事
LED、有機EL――次世代照明、面発光で折り曲げも(VS素材技術)
前の記事
照明用白色LED、色のばらつき少なく、シチズン電子、安定供給。

街づくり・流通ルネサンス会場全体図

LED Next Stage フランチャイズ・ショー JAPAN SHOP 建築・建材展 リテールテック JAPAN NFC & Smart WORLD SECURITY SHOW LED Next Stage JAPAN SHOP フランチャイズ・ショー リテールテック JAPAN 建築・建材展 NFC & Smart WORLD SECURITY SHOW

街づくり・流通ルネサンスfor smartphoneはこちら

街づくり・流通ルネサンスモバイルはこちら

RSSで展示会情報を購読する