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遠藤照明、既設器具対応LED参入、直管形、電流変換部品を内蔵、中国生産も視野に。
商業施設用照明大手の遠藤照明は2月に直管形発光ダイオード(LED)ランプ市場に参入する。交流電流を直流に変換する部品をランプ内に内蔵し、既設の照明器具を利用し蛍光灯などと簡単に交換できるのが特徴。オフィスや商業施設、工場などでの需要を取り込み、LED照明市場でシェア拡大を目指す。
新製品は栃木県佐野市にある佐野事業所で生産する計画で、市場の拡大に合わせ将来的には中国での生産も視野に入れる。販売は電設資材メーカーの販売ルートなどを活用する。日本電球工業会が定めた規格に準拠しないが、あらかじめ登録した取扱業者だけで販売することで、安全性などを担保できるという。
同社はこれまで、蛍光灯を使った照明器具からの置き換えを狙い、器具一体型の直管形LED照明器具「Lシリーズ」を取り扱ってきた。ただ、ランプ部分を含めた照明器具全体を取り換えるのは手間がかかる。節電意識も一段と高まっていることから、オフィスなどで手軽に交換ができる直管形LEDランプの需要が期待できると判断、同市場への参入を決めた。
遠藤良三社長は「LEDチップの価格低下で、LED照明の導入コストが大幅に下がる」と判断しており、オフィスなどにある数億本の蛍光灯のLED化が進むという。
遠藤照明は商業施設向けの照明に強く、12年3月期の連結売上高は250億円を見込む。そのうち、LED照明事業は190億円となる見通し。直管形LEDランプの新製品の発売で、LED照明の販売を加速させ、13年3月期の同事業での売上高300億円を視野に入れる。














