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パルコ旗艦店、大幅改装、地方店舗網を再構築、政投銀から150億円調達。
パルコは店舗網改革に乗り出す。2013年2月期までに約100億円を投じ、東京・渋谷や池袋の旗艦店を中心に大幅改装する。地方都市の収益性の低い店舗は「パルコ」以外の商業施設などに切り替える。並行して国内の主要商業地や中国への出店も進める。このところ不採算事業の撤退や地方出店を優先してきたが、攻勢に転じる。
パルコは国内21店舗のうち、大都市の繁華街に位置する店舗と、「郊外店」や地方都市の店舗とで、立地の特性に応じてテナントを再構築。13年2月期までに過去3年間の5割増の約16万平方メートルの改装に着手する。
渋谷や池袋、名古屋店などは流行の衣料品や雑貨、食品などを取り込み、感度の高い消費者に訴える店にする。専門店やメーカーなどと連携して新たな自主編集売り場を導入する。
一方、浦和店(さいたま市)や調布店(東京・調布市)は日常使いが中心のスポーツや家電など幅広いテナントをそろえ、地域密着型にする。
実現へ日本政策投資銀行と資本業務提携し、9月9日に同行を引受先とする新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行し150億円を調達。100億円を賃貸物件の買収にあて、自社物件に切り替えることで改装を進めやすくする。
地方の収益性の低い店舗は既に11年2月末の大分店閉鎖を決めている。他の不振店はパルコの名前を使わない商業施設や、オフィスと住居、商業施設と一体となった複合施設に変更。それでも収益性が改善できなければ撤退する。
主要商業地への出店も進める。政投銀から調達する50億円と自己資金50億円を合わせた100億円で東京や横浜、大阪などに13年2月期までに2店を開業。同行と連携し百貨店の跡地や営業権の取得などで出店する。成長が見込める中国では同期までに合弁で上海、北京など2カ所への出店を計画。日本の有力テナントなどを導入し集客力を高める。
パルコの2010年2月期の連結売上高は2611億円。不採算事業の整理や消費低迷で伸び悩んでいた。今後は攻めに転じ、13年2月期に連結売上高を3000億円に引き上げる計画だ。












