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グローウェル、地元産品売り場展開、関東・静岡県中心に、市町村ごと1店めざす。

2010年08月23日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドラッグストアのグローウェルホールディングス(HD)は一部店舗で、地元産品を集めた売り場をつくる。地域密着を強調して集客につなげるのが狙い。このほど茨城県つくば市に1号店を開いた。関東と静岡県を中心に各市町村に1カ所の割合で増やしたい考え。ドラッグストアが地域密着を打ち出すのは珍しい。薬の販売で攻勢を強めるスーパーに対抗する。

 1号店はグローウェルHD傘下の寺島薬局が運営する「ドラッグてらしまつくば東店」。約20平方メートルのスペースに茨城県産の食材や総菜、飲料など50種類の商品を陳列した。品ぞろえは売れ行きをみながら随時見直す。

 ドラッグストアの主力商品である大衆薬や化粧品は全国一律の商品が多く、地域密着を打ち出しにくかった。グローウェルHDは今回の売り場で顧客が親しみを感じれば、店舗の集客力を高められるとみている。

 同時に新たな商品の発掘も狙う。寺島薬局の1号店では、ゴボウやニンジンを鶏肉でくるんだ「筑波巻」と呼ばれる総菜や地元産のフルーツトマトの人気が高い。これらの商品は茨城県内のほかの店でも販売する。

 将来は同じグローウェルHD傘下のウエルシア関東、高田薬局でも同様の地元産品の売り場をつくる。

 ドラッグストアが地域密着を打ち出す動きとしては、独自商品の開発がある。千葉薬品(千葉市)は7月、千葉県富津市のラーメンを模倣したカップめんを発売。北海道地盤のツルハホールディングスは、道特産のタモギタケを使った健康食品を開発した。

 今回のように地元産品だけを集めた売り場を展開するのは珍しい。改正薬事法施行にともないスーパーやコンビニエンスストアが薬の販売に相次ぎ参入し、ドラッグストアとの競争が激しくなっている。スーパーと同様に、ドラッグストアでも地域密着をうたう店が増えそうだ。


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