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京成ストア、5年ぶり全面改装、総菜・青果で対面販売。

2010年08月20日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 京成ストア(東京・葛飾)は約5年ぶりに店舗の全面改装に乗り出す。総菜と青果の売り場に対面販売のコーナーを設けるのが柱。内装や従業員の制服も刷新する。投資額は1店1億円ほど。まず千葉県松戸市の1店で実施し、結果が良ければ年1〜3店ペースで広げる。不採算店の閉鎖と有利子負債の圧縮にメドがついたことから、老朽店のテコ入れに取り組む。

 改装の1号店はリブレ京成三矢小台店(千葉県松戸市)で9月17日にオープンする。10月には大型店のリブレ京成LaLaテラス南千住店(東京・荒川)も改装する。結果がよければ他店でも順次実施する。

 同社が大がかりな店舗改装を実施するのは約5年ぶり。過去の過大な出店により、不採算店が増え有利子負債が膨らんでいた。ここ数年で店舗閉鎖と有利子負債の返済を進めた結果、改装費用を自己資金でまかなえると判断した。

 改装では、店内の中央部分にガラスで囲った厨房(ちゅうぼう)を設置。天ぷらやコロッケなどの揚げものや鉄板焼きを調理し、その周囲に出来たての総菜を並べる。顧客に調理している様子を見せることで臨場感も出せるとみている。

 従来は売り場の壁面に沿って総菜売り場があり、壁の裏側のバックヤードで調理していた。改装後もバックヤードの調理場は一部残し、弁当などを作る。

 青果売り場は壁沿いの部分に対面販売コーナーをつくる。これまでカットなどの加工作業はすべてバックヤードで実施していたが、一部を対面販売コーナーに移して顧客に作業風景が見えるようにする。

 このほかにも壁、床などのデザインを一新し、緑を基調に高級感を演出する。あわせて従業員の制服も変更する。生鮮や日配品を陳列する冷蔵ケースはほとんどを入れ替えて、照明は省エネルギー対応にする。これにより光熱費を年間約200万円、従来の2割ほど削減できるという。

京成ストアの改装の骨子

○売り場の中にガラス張りの厨房を設置

○青果売り場に対面販売コーナー

○陳列棚の高さを約30センチ低くして見通しをよく

○照明の色や明るさを売り場によって変更

○冷蔵ケースを入れ替え光熱費を2割削減

○取扱品目を1割前後削減

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