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コナカ、空白地の商圏実験店で探れ、若者向け業態中心、空き物件でコスト抑制。
コナカは今春より、未進出地域へ1〜2カ月の期間限定営業の実験店を開業し、商圏の販売動向を調べる試みを始める。ブランド刷新が成功した若者向け紳士服店「スーツセレクト」を中心に実験店を開け、採算が合う立地を厳選して本格進出につなげる。商業施設の空き物件が増え、費用を抑えながらの実験が可能になったことが背景にある。
コナカは子会社フタタとともにスーツセレクトを関東や九州を中心に現在34店営業中。今後は北陸や近畿など、未進出地域や店舗数が少ない地域で期間限定店を開業し、対象商圏の集客力や購買力を探る。
「商業施設の空き物件が増え、費用負担を抑えながら実験することができるようになった」(湖中謙介社長)という。
通常の商圏人口などの調査に加え、実際に店舗を開けて営業することで、本格出店して採算が合うかの判断に役立てる。同社は開店セールなどを実施しないスーツセレクトなら販売のブレは少なく、1〜2カ月で十分な実験効果を出すことが可能とみている。
紳士服店業界では最大手の青山商事が「洋服の青山」を今後10年で首都圏に80店新規開業する方針を打ち出した。市場全体でみればスーツ販売が不振で、競争激化により個店単位の採算性は、従来以上に厳しくなる見通し。業界3番手のコナカは実験店活用により、厳しい状況の中でも、店舗網を広げる青写真を描く。












