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HC大手、積極出店続く、コメリ、来期は大型店を再開、コーナン、関東で居抜き拡大。

2010年02月03日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

コーナン、関東で「居抜き」拡大

 ホームセンター(HC)大手が2010年度も高水準の出店を維持する。コメリが今期出店を控えた大型店の出店を再加速するほか、カインズやコーナン商事も高水準だった今期計画と同じ7店前後出す計画だ。消費不振で総合スーパー(GMS)や食品スーパーなどが出店を抑えるなか、HCは比較的健闘しており、店舗網の拡充を急ぐ。

 コメリは11年3月期に今期出店を見合わせた売り場面積1万平方メートル級の大型店「パワー」を4〜5店出店する方針。4月の長崎県時津町のほか、福井県や福岡県に開業する。同1000平方メートルの小型店「ハード&グリーン」も今期から2割増やし約50店を出店する。

 同社は08年時点で建材価格が高騰し出店コストが高まっていたため、09年度は出店を絞り、全店の2割に当たる180店の改装に注力。09年4月〜10年1月の既存店売上高が前年を上回るなど販売が上向いた。建築コストが低下したため、再び積極出店に転じる。

 コーナン商事は11年2月期に、地盤の関西を中心に7店前後を出す。10年2月期は09年2月期の3店を7店に倍増する計画だが、同水準の出店を続ける。

 家電量販店や専門店が入居するモール型の店も手掛けるが「景気後退で出店テナントも集まりにくくなっている」(同社)ため、今期は単独出店の比重を高める。ここ数年積極出店している関東では、10年2月期に東京都小平市と神奈川県藤沢市で出したように、撤退した店をほぼそのまま使う「居抜き」を活用しながら店舗を広げる。

 カインズも千葉県市原市に飲食店などをテナントに入れたモール型の店舗を4月に開業するのを皮切りに、11年2月期に「今期と同じ7店前後を出店する」(同社)計画だ。08年2月期の5店から、3期連続で7店ペースを維持する。

 10年2月期に4店出したケーヨーも11年2月期は「今期並みか若干多くなる」(同社)という。

 日本DIY協会(東京・千代田)によると、09年のHCの既存店売上高は前年比4〜5%減となったもよう。

 ただ「主力のDIYや農業・園芸用品は競合が少なく需要も根強い」(日本DIY協会)こともあり、各社は積極出店を続ける。

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