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DCM、現場主導で改装、売り場の配置換えなど――地域特性、店に反映。

2012年01月25日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 ホームセンター最大手のDCMホールディングスは2013年2月期、売り場の配置換えなど小規模な改装を現場主導で実施する。全国を74の地域に分け、地域ごとに1店をモデル店に選定。エリアマネジャーが現場の声を集約して改装計画を策定する。これまで本部主導だった売り場づくりの一端を店舗に任せることで、地域特性に合った店づくりを進めると同時に現場の士気を高める。

 DCMが店内改装を現場主導で実施するのは初めて。これまでは新商品を発注するタイミングなどに合わせて、商品部が各店舗の販売計画を作成し売り場づくりを提案するなど、本部が改装計画を主導していた。

 来期は1地域4〜7店として全国を74の地域に分け、各地域のモデル店となる重点店舗で売り場の見直しを実施する。

 改装は各エリアを統括するエリアマネジャーを中心に取り組む。エリアマネジャーが競合店の状況や地域特性などを踏まえてモデル店を設定。店長やパートを含む従業員から「赤ちゃん用品を売り場の前面に出したほうがいい」といった具体的な意見や提案を集め、改装内容とそれに伴う投資計画を決めて本部に提案する。

 全体の投資額は今後詰める。商品は本部が一括して仕入れる従来の体制を維持し、地域ごとに重点を置く商品をエリアマネジャーが決める。

 モデル店では12年2月期比1割増の売り上げを見込む。モデル店での改装が軌道に乗った後、エリア内の他店でも同様の改装を実施していく方針だ。売り場づくりを現場に任せることで客のニーズに合った売り場を実現、地域競争力を高める。また、「従業員の商品に対する知識が深まり、販売にも積極的になる」(DCM)と見ている。

 DCMは現在、全国に505店を出店。ホームセンターの商材は日用品から農業資材まで幅広く、地域や立地によって売れ筋が大きく異なる。同社の11年3〜12月の既存店売上高は前年同期比5・1%増と堅調だが、個店ごとの小幅改装により投資を抑えつつ販売力をさらに強化する。

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