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「マナカ」機能多彩に、IC乗車券、来月11日始動――コンビニ・百貨店で買い物。
マンション認証キーにも 乗車でもポイント
名古屋鉄道や名古屋市などが開発したIC乗車券「manaca(マナカ)」が2月11日のスタートまで3週間を切った。私鉄や地下鉄の乗客にとっては、いちいち切符を買う手間が省け利便性が高まる。電子マネーや認証キーなどマナカが組み込んだ新機能を使うサービスも続々登場する見通し。中部経済を商業面から活性化する効果が期待されている。
マナカは名鉄と名鉄バス、市交通局、豊橋鉄道、名古屋臨海高速鉄道、名古屋ガイドウェイバスの6事業者が共同開発した乗車券と電子マネーが1枚になったカード。
駅の券売機などで最大2万円を入金でき、入金は何回でも可能。乗車券として利用する場合、駅の自動改札機やバス料金箱のカード読み取り部に1秒ほどタッチするだけで乗車できる。
大きな特徴は1カ月間の利用額と回数に応じてポイントが付与される点。付与率は交通事業者ごとに異なり、名鉄の場合、2千円超、10回超から付与され、付与率は2万円超で最高8%、40回超で同6%。
名鉄系企業が発行するマナカは、交通利用とは別のポイントサービス「たまルン」があり、同サービス加盟店で電子マネーとして利用するたびにポイントが付く。ポイント付与率は加盟店ごとに異なるが、1000ポイントたまるごとに1000円分をカードに入金できる。
一方、マナカの電子マネー機能を利用できる商業施設も相次いでいる。コカ・コーラセントラルジャパンは2月11日時点で約150台の自販機でマナカを利用できるようにし、順次増やしていく。
名鉄百貨店も同日から本館などの地下1階の売り場で利用が可能。サークルKサンクスは愛知県内の店舗で利用できるようにする方針だが、2月11日時点では数店にとどまるもよう。サービスを検証したうえで、3月から本格的に対応店を増やす考えだ。
名古屋市の栄地区で地下街を運営するセントラルパーク(名古屋市)も、2011年度中に地下街の全105店にマナカの端末を設置する方向で検討している。
ユニークなのは名鉄不動産。今月からモデルルームを開いた分譲マンション「セントアース」(2012年2月完成予定、愛知県長久手町)でマナカによるセキュリティー機構などを導入する。
共用玄関や宅配ボックスの解錠のほか、マンション内に設置する売店や自動販売機で電子マネーとしても活用できる予定。同社は今後、愛知県内で計画する分譲マンションにマナカを標準仕様としていく方針だ。
【表】マナカが使える主な施設
企業名 業 態 機 能
サークルKサンクス コンビニ 電子マネー
コカ・コーラセントラルジャパン 自動販売機運営 電子マネー
セントラルパーク 地下街運営 電子マネー
名鉄百貨店 百貨店 電子マネー
名鉄不動産 マンション建設 共用玄関や宅配ロッカーの認証キー
(注)計画中含む













