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ICタグ、高強度樹脂で厚さ0.2ミリ、丸紅系、制服など向けに発売。
丸紅子会社で無線ICタグ(荷札)開発のマイティカード(東京・渋谷)は、高強度なポリイミド樹脂を素材に使用したICタグを開発した。同樹脂の採用は世界でも初めてという。高強度な素材を使うことで、タグの厚みを0・2ミリメートルに抑えた。企業の制服などに装着する個人認証用タグとして8月にも発売する。使い勝手の良さを売り物に、今後2年間で1千万枚を販売する計画だ。
ICタグはペット樹脂などにICチップを載せ、耐久性や耐熱性を高めるためシリコンなどで全体を保護する構造が一般的。これに対し、開発した「UHF帯ランドリー/リネン用途タグデータシート」はICチップをポリイミド製のフィルムに載せ、微細なチップ部分のみをエポキシ樹脂やシリコンで補強する構造を採用した。このため厚い層を必要としない。
制服などは通常、タグを装着したまま洗うが、新開発品は100回のクリーニングに耐えられ、各種の洗濯溶剤やセ氏200度の高温に対しても耐久性があるという。これまでの制服向けタグは厚さ1ミリ以上が一般的だが、これを大幅に薄くした。
新素材のポリイミドフィルムに、チップをはんだ付けで固定する技術に独自のノウハウがあるという。
ICタグはUHF帯の電波に対応したタイプ。薄さを生かし、制服向けのほか、ホテルなどが状態管理のためにシーツなどに装着するタグとしても販売する。価格は1個当たり100円未満を予定しており、今後2年で10億円程度の売り上げを目指す。
マイティカードはRFID(無線自動識別)技術を使ったICタグや関連商品が主力。タグに新素材を採用する取り組みを進めており、物流用パレットや家畜向けタグの商品化の実績を持つ。
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