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第31回コンビニエンスストア調査――電子マネー、導入種類増やし便利に。
現金以外の支払い手段としてはクレジットカード、デビットカード、電子マネーの3つがある。このうちコンビニエンスストアで最も普及しているのが電子マネーだ。
調査で27社に導入状況を聞いたところ、20社が導入済みで、1年以内に導入予定、2〜5年以内に導入予定を加えると23社にのぼった。コンビニはほかの小売業に比べて少額の決済が多いため、電子マネーのニーズが大きいとみられる。
クレジットカードの導入も進んでいる。導入済みは18社で、1年以内に導入予定、2〜5年以内に導入予定を加えると21社だった。セブン―イレブン・ジャパンも今年6月からクレジットカードの代金決済を始めた。
一方で銀行のキャッシュカードをそのまま使うデビットカードは導入済みが4社、導入予定が2社にとどまった。
電子マネーを導入済み、もしくは導入予定の23社に具体的なサービス名を聞いた。すると最も多いのが楽天グループの「Edy(エディ)」で17社にのぼった。
ついでJR東日本の「Suica(スイカ)」が9社、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」が8社、関東の私鉄の「PASMO(パスモ)」が7社と鉄道系が上位に並んだ。イオンの「WAON(ワオン)」は5社、セブン&アイの「nanaco(ナナコ)」は2社にとどまった。
顧客にとっては、できるだけ多くの電子マネーが使えた方が便利だ。そのためコンビニ1社が導入する電子マネーの種類は増える傾向にある。
ローソンはNTTドコモの「iD(アイディ)」、ジェーシービー系の「クイックペイ」、Edy、Suica、ICOCA、PASMOなどほとんどの電子マネーを導入している。
セブンイレブンもグループのnanacoのほかにiD、クイックペイ、Edyに対応している。今後、コンビニは電子マネーを導入しているかどうかではなく、"品ぞろえ"が問われそうだ。
電子マネーと同様に、コンビニ各社が力を入れているのがポイントカードだ。
ポイントカードを導入していると答えた企業は回答した27社の約半数にあたる13社。導入を予定・検討している企業と合わせると18社だった。
ポイントカードの効果・目的を聞いたところ、18社すべてが「リピーター増加による客数増」をあげた。次いで「客単価の上昇」が13社、「顧客へのダイレクトメールや電子メール送信など販促強化」が9社だった。
ポイントサービスは、WAONやnanacoなどの電子マネーでも強化している。ポイントの倍付けサービスなどで、客数アップと買い上げ点数の増加を狙う。
今年3月にはローソンが参加する三菱商事系の共通ポイントサービス「ポンタ」が運用を始めた。ファミリーマートが参加する「Tポイント」との競合が激しくなりそうだ。
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