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おサイフケータイ活用、ポスター広告効果測定、凸版が実証実験開始、年度内本格導入。
年度内に本格導入
凸版印刷は「おサイフケータイ」機能の付いた携帯電話を使って、広告の効果を測定するサービスの実証実験を始めた。ポスターなど掲示型の広告媒体では、実際の効果を測定するのは難しかった。消費者におサイフケータイをポスターにかざしてもらう仕組みを作り、消費者が広告を見た時間帯や属性も把握できるようにする。流通や旅行などの企業4社で実験を開始、結果を踏まえて凸版は今年度中に本格導入を目指す。
実験は今月から、紀伊国屋書店など4社の店舗で実施している。ポスターの裏にソニーのICカード向け処理チップ「フェリカライト」を張り付け、携帯電話をかざすと、店舗情報やクーポンなどを手に入れることができる仕組み。ポスター自体にチップを埋め込むこともできる。
店舗側にとっては、消費者を自社サイトへ容易に誘引できるメリットがある。キャンペーンなど対象のウェブサイトに接続させることも可能だ。同時に、消費者が携帯をかざした時間帯や属性などの利用状況を把握することもできる。そのため、ポスター自体がどの程度、消費者の目に触れているかを検証できる。
NTTドコモの「FOMA903i」以降の機種が対象で、タグリーダーアプリを起動して利用する。同様のサービスにQRコードがあるが、カメラ画面を立ち上げ、コードに焦点を合わせる必要があるため手間が掛かる。おサイフケータイ機能を使えば、チップ部分にかざすだけでいいので利便性は高い。
従来、紙のポスターは実際、読まれているかどうか効果を数値化するのは困難だった。このサービスを使えば、利用場所や利用時間帯を統計的に分析することができる。
凸版は今回のサービスを事業化して、手数料を得るビジネスモデルを構築したい考えだ。また、広告のプロモーションの考案から、効果の検証まで一括して請け負うことができる仕組みを整える方針。












