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大日本印刷、「フェリカ」4センチ角、キーホルダー型、加工容易に。

2010年03月04日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 大日本印刷はキーホルダー型の非接触型ICカードを開発した。最小の縦横寸法を38×45ミリメートルと小型にでき、外形デザインや表面の印刷の自由度も高い。「FeliCa(フェリカ)」方式に対応し、電子マネーや会員証などの用途を見込む。

 クレジットカード大の一般的なフェリカ・カード(54×85・6ミリメートル)より小さな樹脂に、ICやアンテナの回路などをすべて収めた。

 写真技術を使い、プリント基板上に微細な回路パターンを形成することで、アンテナを小型にできたという。従来はプラスチックの基板に、印刷技術を使って回路パターンをつくっていた。

 アンテナ回路やICチップなどを収めた樹脂の周りを、薄いスポンジと絵柄を印刷したフィルム、透明なポリウレタンで覆った。加工が容易な素材を使うことで、デザインの自由度を高めた。

 価格は1万個発注時で1個600円で、400〜500円程度とされる一般的なカードより高い。ただ、加工が容易で、金型を使わなくて済むポリウレタンを採用したことなどで、コストの増加を抑えられたという。2012年までに累計で10億円の売り上げを見込んでいる。

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