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ICカード読み書き機、次世代、価格5分の1に、パナソニック子会社、開発に着手。

2010年03月09日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 パナソニック システムネットワークス(東京・目黒)は、電子マネーの決済などに使う非接触ICカードのリーダーライターで価格を最大で従来の5分の1にまで抑えられる次世代製品の開発に乗り出す。2012年初頭に発売し、5年間で200万台の出荷を目指す。価格を大幅に引き下げ、リーダーライターの用途拡大につなげたい考えだ。

 現在のリーダーライターの価格は3万〜4万円ほど。これを1万円前後に引き下げることで、自動販売機や食堂の券売機など幅広い機器に搭載できるようにする。さらにリーダーライターの仕様の一部を公開することで、リーダーライターを載せた機器を開発しやすくする。日本を中心に普及する「FeliCa(フェリカ)」仕様のほか、安価なICカードを使える「MIFARE(マイフェア)」仕様にも対応する。

 端末の価格を引き下げるため、同社はリーダーライターの機能を1枚のチップで実現する大規模集積回路(LSI)の設計に近く着手する。このチップを使えば部品点数を従来の300点から40点に削減でき、生産台数によるが端末の価格を2〜8割引き下げられるという。同LSIを載せた基板の外販も実施する。従来はICカードからの電波を読み取るチップとデジタル処理を施すチップを別々に用意する必要があるなど、部品コストがかかっていた。

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