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電子マネー12月決済数、ワオン、スイカ抜く――前年比2.6倍、ナナコに肉薄。

2010年01月29日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 イオンの電子マネー「ワオン」の12月決済件数が3千万件を超し、東日本旅客鉄道(JR東日本)の「スイカ」を抜き主要6電子マネー中2位に躍り出た。年末商戦で主婦層を取り込み利用が拡大、堅調に決済件数を伸ばした。首位のセブン&アイ・ホールディングスの「ナナコ」まで残り30万件に迫った。

 ワオンの決済件数は前年比2・6倍の3370万件で、11月と比べても590万件増加した。12月はスーパーの「ジャスコ」や「マックスバリュ」などでワオンの利用呼びかけを強化。クリスマスや正月商戦で使われる場面が増え、利用件数が伸びた。月間決済件数で初めてスイカを抜いた。

 ワオン以外の電子マネーも年末商戦などで利用が増え、ナナコは17%増の3400万件、スイカは20%増の2948万件、ビットワレットの「エディ」は10%増2650万件だった。12月の総決済件数は37%増の1億3758万件。ワオンが大幅に伸びたことで2009年の決済件数は過去最多になった。

 総発行枚数は25%増の1億2365万枚。最も高い伸び率だったのがワオンで84%増の1250万枚だった。次いで、ナナコが34%増の942万枚、首都圏の電車・バス共通IC乗車券の「パスモ」が27%増の1401万枚。最多発行枚数のエディは21%増の5450万枚だった。

【表】主要6電子マネーの普及状況(前払い方式)

名称  Edy(エディ)  Suica(スイカ)  PASMO(パスモ)  nanaco(ナナコ)  WAON(ワオン)  ICOCA(イコカ)

運営主体  ビットワレット  東日本旅客鉄道  京王電鉄など  セブン&アイ・ホールディングス  イオン  西日本旅客鉄道

発行枚数(万枚) 5,450 2,815 1,401 942 1,250 507

利用できる店舗数(店) 172,000 80,290 67,000 27,581 45,000 67,700

月間決済件数(万件)2,650 2,948 1,261 3,400 3,370 129

(注)12月末時点。スイカの発行枚数は買い物の支払いに利用できない分を除いた。スイカの月間決済件数は北海道旅客鉄道の「Kitaca(キタカ)」や今後相互利用予定の九州旅客鉄道「SUGOCA(スゴカ)」、西日本鉄道「nimoca(ニモカ)」を含む

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