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フライトシステム、スイカ・エディ決済機能、iPhoneで可能に。

2010年01月19日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

専用ケースにカード

 東証マザーズ上場でソフト開発のフライトシステムコンサルティングは、米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けに、電子マネー機能を搭載できるシステムを開発した。非接触IC技術「フェリカ」の機能を搭載したiPhone用ケースと対応ソフトを開発、ICカードを差し込めば、電子決済を利用できる。今春をめどに発売し、初年度15万個の販売を目指す。

 iPhone用の周辺機器を開発する米ベンチャー企業のモフィー(カリフォルニア州)、同社の日本代理店であるフォーカルポイントコンピュータ(東京・渋谷)と共同開発した。

 利用者はiPhone向けアプリケーションをインターネット経由で配信する「アップ・ストア」でアプリを入手。専用ケースを、充電などに使うiPhone本体のコネクターと接続したうえで、ICカードをケース外側の差し込み口に挿入すれば、電子マネー機能を利用できる。

 東日本旅客鉄道(JR東日本)の「Suica(スイカ)」や首都圏の私鉄・バスの共通IC乗車券「PASMO(パスモ)」など交通系のほか、電子マネー「Edy(エディ)」に対応させる。

 フェリカの書き込み、読み取り機能を搭載しているため、オンラインで入金や支払い履歴の管理などのほか、ICカードリーダーとして利用することもできる。例えば、屋外での物品販売で利用すれば、手軽に電子決済することができる。

 専用ケースの厚さは一般的な保護用ケースに比べ数ミリメートル増す程度。ケースの開発はモフィーが担当し、フライトとフォーカルがアプリを開発する。価格はアプリを含め1万円前後の見通し。

 iPhoneは高機能携帯電話(スマートフォン)の代表機種だが、「おサイフケータイ」機能が搭載されていないなど、従来の携帯に比べて不便な点もあった。電子マネー機能の追加で、一段と利便性を高めることができる。

【図・写真】ICカードをケースに差し込むとiPhoneで電子決済ができるようになる(イメージ)

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