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たばこ増税まで1ヵ月、コンビニ、駆け込み販促、JTと企画――一定量購入で景品。
禁煙支援の商品も充実
たばこ税増税まであと1カ月となり、コンビニエンスストア各社は駆け込み需要を取り込むためのキャンペーンを相次ぎ実施する。まとめ買いすると景品を提供したりポイントを上乗せしたりする。一方で値上がりを契機にたばこをやめる人も増えるとみて、ガムなど禁煙を手助けするための商品も充実させる。猛暑効果で生まれた勢いを秋以降も維持しようと躍起だ。
キャンペーンは3カートン(1カートン=10箱)以上の購入客に景品をプレゼントするといった内容。日本たばこ産業(JT)などメーカー側との共同企画が多い。
大手ではまずサークルKサンクスが8月26日に電子ライターやたばこケースなどの景品の提供を始めた。ローソンも31日にスタート。セブンイレブンは9月6日に開始する。ファミリーマートも月内に、景品を提供したりポイントを上乗せしたりするキャンペーンを実施する予定だ。
たばこは、どの店で買っても商品や価格は同じ。それだけに各社は来店客を取り込もうと告知活動に注力している。8月上旬からカートン単位での予約申込書を配布したり、店頭販促(POP)チラシや新旧価格表を掲示したりしている。
ローソンはキャンペーンの始まりに合わせて、一部の店舗にカートン陳列専用の棚を新設した。9月21日からは増税までの日数を示すカウントダウンPOPも張り出す予定だ。
今回の増税では、主な銘柄の値上げ幅が110〜140円と大きい。各社はたばこの本数の削減や禁煙にチャレンジする消費者も多いとみて、そのための商品も拡充している。
サークルKサンクスは電子たばこや禁煙補助剤「ニコレット」の利用を促すPOPを一部店舗に掲示した。
ファミリーマートはガムやキャンディーの品ぞろえを拡充したり、通常は毎週火曜日に投入する新商品を金曜日の10月1日に合わせて展開したり「禁煙後も来店してもらえる動機づけにする」という。
2008年のタスポ導入もあって、たばこはコンビニの基幹商品となっている。いまや売り上げの2〜3割を占めるほどだ。たばこの売れ行きは店舗の既存店売上高を大きく左右する。
日本フランチャイズチェーン協会によると、全国のコンビニ売上高(既存店ベース)は猛暑続きだった7月に14カ月ぶりにプラスに転じた。8月も猛暑効果が持続するとみられる。
9月はたばこが売り上げを押し上げる可能性が高く、各社は猛暑の勢いを秋以降も維持したい考え。ただ10月以降は駆け込みの反動減も避けられない見通しだ。











