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レインズ、しゃぶしゃぶ店出店拡大、六本木に来月旗艦店、認知度高め新規客開拓。
レインズインターナショナルはしゃぶしゃぶ業態の「しゃぶしゃぶ温野菜」の出店を拡大する。2010年中に20〜30店(フランチャイズチェーン店含む)を新設し、3月には東京・六本木に旗艦店を開業、消費者の認知度を高める。09年は景気低迷の影響を受け、01年の出店開始以来初めて店舗数が純減となった。事業の2つ目の柱として、店舗網拡大により再び成長軌道に乗せる。
六本木店(東京・港)は3月19日に開業する。温野菜に200回以上来店しているタレントの矢口真里さんと共同で企画した店舗で、延べ床面積は通常の1・5倍の約218平方メートル。利用客としての矢口さんの視点をいかし、カウンター席や個室を増やして幅広い客層が利用しやすいようにする計画だ。
メニューは開発中で、鍋のだしやつまみ、ドリンクに旗艦店の独自色を出す予定だ。売上高は月間で1300万円と従来店の約2倍を目指す。今後、同店で試したメニューを全店に広げることも検討する。
3月は全店のメニューの改変時期にもあたる。これまで温野菜では肉はセット売りが基本だったが、09年10月に始めた国産野菜24種類の190円均一販売が好調なため、今春以降は単品での提供を増やす。対象は「和牛」(490円)、「銘柄豚」(450円)など。購入しやすい価格のメニューを充実し利用客の増加を狙う。
温野菜は主力業態の「牛角」と同様、二等地に出店する戦略で拠点を増やしてきた。既存客の継続利用率や来店頻度は牛角より高いものの、同社の市場調査によると出店エリアでの認知度は3割にとどまっている。繁華街での旗艦店開業や、タレントとの共同企画で話題を呼ぶことでブランド認知度を向上し、新規利用客の掘り起こしにつなげたい考えだ。
調査会社の富士経済(東京・中央)によると、02〜08年のすきやき・しゃぶしゃぶ市場は年率約8%の成長を続けている。外食産業全体が低迷するなか、レインズは成長市場に攻勢をかけて業容拡大を図る。










