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青山商事「リーバイス」販売、FCで専門店、今春まず2店、「ユニクロ」追撃。

2010年02月04日 / 日本経済新聞 朝刊 このエントリーをはてなブックマークに追加

カジュアル強化

 紳士服店最大手の青山商事はジーンズメーカー大手のリーバイ・ストラウスジャパンと提携する。青山の子会社がフランチャイズチェーン(FC)契約し、ジーンズなどを扱う専門店の運営に参入する。3〜4月に2店を開く。紳士服店とジーンズメーカーの本格連携は初めて。販売不振に悩む衣料品市場で業態を超えた提携が進みそうだ。

 青山はリーバイスブランドの専門店「リーバイスストア」を出店する。3月に名古屋パルコ(名古屋市)で約110平方メートル、4月にはイオンモール橿原アルル(奈良県橿原市)で約220平方メートルの店を開く。2店で収益性を検証した後、多店舗展開の計画を詰める。

 カジュアル衣料分野を強化したい青山と、自社ブランドの店舗網拡大を急ぐリーバイスの思惑が一致した。青山は提携により、カジュアル衣料事業の再拡大を目指す。

 同社は730店超の「洋服の青山」を運営する紳士服店最大手だが、団塊世代の高齢化などに伴うスーツ需要の減退をにらみ、1994年にカジュアル衣料店の「キャラジャ」を開業した。2001年には120店まで増やしたが、「ユニクロ」などの前に苦戦し、30店に縮小している。

 リサイクル大手のセカンドストリートともFC契約し、中古カジュアル衣料などの販売を3月から始める。新品の有名ブランド品から中古品まで多様なカジュアル衣料を扱い、ユニクロなどを追撃する態勢を整える。

 リーバイスは1000円を下回る低価格ジーンズなどに押され、09年11月期に最終赤字を計上した。卸売りが中心の事業構造を見直し、小売部門の強化を進めている。現在は約40カ所の専門店を15年11月期末までに100〜150店に増やす計画だが、直営店だけでは店舗網の整備に限界があると判断、有力なFC契約先を探していた。

 青山は資金力や人員規模で最大級のFC加盟店となる。将来はリーバイス専門店の相当数を運営する可能性もある。

【表】青山商事の主な多角化事業      

   開業時期   店舗数

カジュアル衣料専門店「キャラジャ」   1994年   30

100円ショップ(現子会社が大創産業とFC契約)   99年   131

若者向けスーツ店「ザ・スーツカンパニー」   2000年   31

セレクトショップ「ユニバーサル・ランゲージ」   04年   5

リサイクル店(子会社がFC契約)   10年3月   −

「リーバイスストア」(子会社がFC契約)   10年3月   −

(注)店舗数は10年1月末時点。リサイクルとリーバイスストアは3〜4月に各2店開業予定     

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