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はなまる、中国出店拡大、FC展開も、15年に50店体制。

2012年01月25日 / 日経MJ(流通新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 セルフ式うどん店大手のはなまる(東京・中央、河村泰貴社長)は中国での多店舗化に踏み切る。まず2012年12月期中に上海で5店を開業。現地企業と組んでのフランチャイズチェーン(FC)展開にも乗り出し、15年12月期末までに全土で50店体制の構築を目指す。10年の上海万博に合わせ期間限定で出した店では、讃岐うどんのだしやセルフ式サービスが好評だったことから、十分な需要が見込めると判断した。今後3年の間に他国への進出も検討する。

 はなまるは万博の後、11年2月に上海市で海外1号店を開設。その後、成都市に同年5月、8月に1店ずつ出した。3店ともはなまるが100%出資する現地法人の直営店だ。

 今後、中国では上海を中心に多店化する。一等地での出店を目指しているが「単独では現地の物件情報などがなかなか入手しにくい」(はなまる)ため、早期に現地企業とFC契約を結び、出店に弾みをつける考え。

 上海の店の客単価は400円と、現地の平均的な昼食代に比べ割高だ。ただ、20〜30代を中心に現地では「おしゃれなデートスポットという位置付けになっており、行列待ちができるほどの人気」(はなまる)という。

 当面は上海と並行して成都でも店舗網を拡大する。現在の2店はイトーヨーカ堂が運営するGMS(総合スーパー)のフードコートで営業しており、「現地の人には高額メニューと受け止められている」(同)。今後もヨーカ堂の商業施設に入居する形で店舗を増やす構え。ヨーカ堂は成都に5店を運営中で、今後4〜5年の間にショッピングセンター、GMS合わせて6店を開設する方針を打ち出している。

 はなまるは上海万博に出店した際、コンブやいりこを使ったダシで讃岐うどんを提供し、人気を博した。現在、上海の店では、なるとと鶏団子を入れたオリジナルメニュー「はなまるうどん」など、現地の消費者の好みに合わせた商品も販売している。

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