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インドネシアのコンビニ大手、アルファマート積極出店、今年は800〜1000店。
ペースやや鈍化
【ジャカルタ=野沢康二】インドネシアのコンビニエンスストア大手「アルファマート」は、2012年に800〜1000店を開業し、店舗数を6500店以上に増やす計画だ。急成長を遂げた10年の1500店に比べると立地が限られてきたこともあって出店ペースはやや鈍るものの、これまで出店していなかった地方都市に拡大する。今後は海外への進出もめざす。
アルファマートを運営する小売り大手スンブル・アルファリア・トリジャヤの幹部によると、11年は約900店増えて年末までに店舗網は約5700に達した。12年もほぼ同じペースで拡大する。うち7割が直営店、3割がフランチャイズだ。
配送センターは現在全国に17カ所あり、うち6カ所がジャカルタ首都圏に立地する。12年にはスマトラ島のメダン、パレンバン、プカンバルに新設し、3都市にも店舗網を広げる。11年の売上高は前年比14%増の16兆ルピア(約1300億円)に達したもようで、12年はさらに20%伸びる見込みだという。
地方都市に拡大するのは、現在店舗の5割近くが集中するジャカルタ首都圏では地価の上昇もあって出店に適した土地を確保しにくくなったため。12年にはジャカルタ知事選があり、昔ながらの市場や商店への配慮からチェーン店の出店許可が降りにくくなる可能性が高いこともあるという。
地方への拡大とともに、海外についてはアジア諸国を中心に進出の検討を進める。同社は10年にベトナムへの進出をめざし現地企業と合意したが、過半数の出資が難しく計画を先送りした経緯がある。引き続きアジアでの市場調査を続ける。
インドネシアでは日本のコンビニと雑貨店、小型スーパーを合わせたような「ミニマーケット」と呼ばれる主に主婦層を対象にした店舗が発達。アルファマートのほか「インドマルト」が同規模の店舗を展開する。日系コンビニでは「セブンイレブン」が1千店、「ローソン」が1万店をそれぞれ今後10年で開業する計画を立てている。
アルファマートは1999年に1号店を開業した。平均的な店舗の売り場面積は90平方メートル。出店に必要な費用は6億〜7・5億ルピアだという。客単価は2万5千ルピアで、1日の売上高は900万ルピア、売り上げの7割を食品が占める。













