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給湯システム、小型、集合住宅に対応、中電子会社、蓄電池を活用。

2010年09月01日 / 日本経済新聞 地方経済面 このエントリーをはてなブックマークに追加

 中国電力子会社の中国電機製造(広島市、平岡和司社長)は31日、小型温水器と蓄電池を組み合わせた省スペースの給湯システムを開発したと発表した。設置に必要なスペースが従来の電気温水器より6割少ないのが特徴。2011年春をメドに都心部のマンションなどに向けて発売する計画。

 湯が足りなくなった場合にリチウムイオンバッテリーに蓄えた電力を用いて急速に湯を補充する機能を備えた。貯湯タンクの容量は従来型の半分の200リットルで済む。バッテリーの充電は電気料金が割安な深夜時間帯に実施する。従来型の温水器を使う場合と比べ、月額の電気利用料金は「ほぼ変わらない」(同社)という。

 リチウムイオン蓄電池の容量は13・68キロワット時。充電に要する時間は約7時間で、湯の不足時には70リットルを約30分で足せる。停電時には蓄電した電力を冷蔵庫やテレビなど一般家電向けの電源に使うことも可能だ。販売価格は200万円程度を想定している。

 従来の給湯器は「設置に要するスペースが大きいのが難点でマンション向けの普及が進んでいなかった」(平岡社長)という。マンションのスペースを有効活用できる手段として開発事業者などに採用を呼びかける方針だ。

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