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マンション向け資材、大京、穴吹と調達一本化、再建支援、修繕工事も協業。

2010年07月08日 / 日本経済新聞 朝刊 このエントリーをはてなブックマークに追加

 大京の山口陽社長は7日、日本経済新聞の取材に対し、投資ファンドと共同で経営再建を支援する穴吹工務店(会社更生手続き中)とマンションの資材調達で協業する意向を明らかにした。中古物件の大規模修繕工事を一部、穴吹に発注することも検討する。開発・管理の棟数が多い大京と施工事業を自社に持つ穴吹とで相乗効果を見込む。

 調達共通化を検討するのはマンションの内装設備や電気設備などの資材全般。両社の調達部門でコストや数量の情報を共有し、発注の集約などで効率的な調達方法の構築を目指す。大京は年間発売戸数が約4000戸と最大手で、穴吹は自社で施工部門を持つという両者の特徴を生かす。

 中古マンションの大規模修繕工事についても、事業拡大の一環で穴吹との協業を目指す。地域や規模に応じて一部を穴吹に発注する方針。大京は自社グループ内で修繕事業の人材育成にも着手する。

 大京の修繕工事の事業売上高は2010年3月期に約420億円で連結売上高の約1割。年間約300棟を手掛ける。バブル経済期に発売された大量のマンションが今後修繕時期を迎えることから今後400〜500棟の受注が見込めると判断。体制を整えて他社に先行したい考えだ。

 穴吹工務店は09年11月に会社更生法の適用を申請。今年5月に投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(東京・千代田)と大京が共同で穴吹工務店の支援企業に選定された。ジェイ・ウィルと大京は今月末までに再建計画を東京地裁に提出する予定。

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