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外断熱システム、積水化学、RC造向け工法開発、建物を長寿命化。

2010年07月13日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

 積水化学工業は12日、フェノール樹脂の断熱材を使ったRC(鉄筋コンクリート)造建築物向けの外断熱システム工法を開発したと発表した。これまで同断熱材は木造戸建て住宅や鉄骨造の建築物に使用していたが、支持金物などと組み合わせシステム化することで適用範囲を広げる。医療福祉や官公庁施設、集合住宅の改修工事などに提案し、2013年度に同工法の断熱材で3億円の販売を目指す。

 新工法「LLH外断熱通気層システム」=写真=はアルミ建材メーカーのツヅキ(東大阪市、国領薫社長)と共同開発した。積水化学のフェノール樹脂断熱材「フェノバボード」を中心に、下地材に繊維補強セメント板、外装材にはタイルやアルミパネルなどを使って、挟み込む仕組みだ。繊維系の断熱材に比べて外壁の厚みを抑えることができる。

 外気温の変化や酸性雨、紫外線から躯体(くたい)を守り、建物の長寿命化などに役立つ。防火性能も高いという。住宅版エコポイント制度にも対応する。20日から工法採用の提案活動を始める。

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